こんなグラフが10年前のOMソーラー協会が発行した「パッシブソーラーbook」の中にありました。
まずはご覧ください。
エネルギー0住宅が話題になるようになりました。
このグラフで住宅のエネルギーの多くは熱のエネルギーであることがわかります。
給湯、暖房、煮たき、これらのエネルギーで6から7割を占めています。
OMソーラーは太陽の熱をそのまま活かす技術です。屋根で空気を暖めて
室内に送り込んでくるのです。給湯、暖房にダイレクトに太陽の恩恵を運んできます。
おまけも、外の空気を暖めて送り込んでくるので、同時に換気もしてくれています。
太陽のエネルギーは熱と光のエネルギーです。このところ政府は光のエネルギーばかりに
力を注いでいますが、住宅のエネルギーの多くは熱ですのでまずは太陽の熱エネルギーを
活用することは理にかなっていると思うのです。もちろんCO2もきっかり削減している。
熱でカバーできないエネルギーは光エネルギーで電気をつくり利用する、熱と光の協働で
住宅の0ゼロ・エネ化に近づきますね。
この光と熱の合体、燃料電池と太陽の熱との合体など近未来エネルギーのイメージが
なんとなく見えてきます。
課題は価格。
ハイホームスは基本の家づくりを「
育家の発想」においていますが
新しい技術やい住まいの性能にも敏感でいたいと思っています。