十数年ぶりのお米

台風18号が去っていきました。

進路、速度、勢力、衛星画像、雨雲の動き・・・
パーソナル気象台には十分なデータがwebから寄せられ
現場対応の助けになっています。

「心配していたほどでなくてよかったね」
社内の会話。台風にみんなの神経は高ぶります。

現場やお客様からも特別な被害報告がなくてよかったです。

もうひとつ、台風を心配していたのは
収穫を前にした田んぼ。

十数年ぶりに復活した自前のお米づくり。
と言っても隣に住む幼馴染の正ちゃんの助けで実現した復活です。
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黄金色に染まった小さな田んぼは台風の風に
踏ん張り、倒れず、へこたれず朝を迎えました。
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「3日に稲かりするぞ」と正ちゃんが言いに来たのは数日前。
稲穂の状況、天候そして勤務先の了解。
複雑化する社会の中で、専業農家でない
米づくりの時間管理は悩みも複雑にしています。

さて、前の日に少し雨が降って露が残る稲穂。
露の乾きを待って稲かり開始です。

「露は竹ほうきで払ったもんだよ」とは正ちゃんのお母さん。
小さな田んぼだから出来る作業、早速露払いです。
なるほど、イネの葉に小さく丸まった水玉がさらっと落ちていく。

数時間後コンバインが田んぼに入ってオレンジのボディーに稲が
どんどんと吸い込まれていきます。
玄米になり袋づめされ、それを乾燥機に運び15%以下まで乾燥です。
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収穫というのは人の心を豊かにします。
自然は自然を大事にすることでご褒美を与えるのですね。
体にも、こころにも。

感謝は正ちゃんと自然の恵みです。
忘れてはいけません。私の嫁さんにも。
朝から晩まで収穫作業に汗を流していました。

こうして、放置田んぼがよみがえり、
実りとともに季節を伝える風景をつくっています。
田植えから半年間地域の風景を作ってきました。

そうだ、田んぼにはれんげの種をまこう。
春にはレンゲ畑がみんなを楽しませる。
1年を通した小さな田園風景をつくろう。

住まいと暮らしは家の周りの風景によって
豊かさも違ってゆきます。

刈り終わった田んぼを見ると
小さな責任を果たしたような充実感がこみ上げてきます。
手伝っていただいた皆様ありがとうございました。

明日はみんなで新米を食べよう。
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by hiho-sugi | 2012-10-04 07:43 |
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