お風呂のすのこが傷んできたし、重たいし
何とか改善したいのですが・・・
22年前に建築した家からお電話いただきました。
お邪魔してご挨拶。
ワオー 二人のお子さんが大きくなっているー。
当然ですね、20年もたったのだから。
最近つくづく思うのです。
「10年ってあっという間だなー」って。
こちらはその倍の時間が経過しています。
現場づくりの浴室なので、床が冷たくないように桧のすのこを
敷いたのですが、ご覧のとおりメンテナンスが必要になっています。
「ちょっと軽くしましょうか」
「いっそタイルで埋めてしまう?」
「プラスチックすのこではねーー」
そんなこんなのお話をしながら浴室の壁を眺めてみる。
桧の板で張ってあります。
「えー。きれい。20年経過してこれですか」
施工した本人が驚いてどうするの、ですが。
浴室に木を張るとどうなりますか?と
時々聞かれます。
「木はいいけど、長く使ってどうですかねー」
私の答えはいつもワンパターン。
『確かに、お湯が直接かかるところはグレーに変色しますが、
腐ったところは見たことありません。』
こちらの住まいの浴室の桧の壁を見て
木の壁って丈夫なんだなーーと改めて実感しました。
「杉村さん、この板柵はもうだめですか?」
「時々、塗装してきたんですけど」
玄関先の木の柵のことです。
「大丈夫、悪いところだけ直せばまだ行けますよ」
「これ、いい感じじゃあないですか」
「わかりました。できることやってみます。」
育暮家
私たちの家づくりスタイルを表した言葉。
私たちのHP内のブログを書いてくれている
元スタッフがいます。
イギリスに行った時の様子を綴っています。
その彼女が残してくれた素敵で大事な3文字「育暮家」です。
もちろん商標登録しました。
お風呂も板柵も「育暮家」でまた息を吹き返します。
そんな家がいい、暮らし方がいい と思うのです。