雨水はどこへ

■雨水を垂れ流し?b0097889_23395986.jpg

日本の家屋に樋を付け出したのはいつ頃からなのだろうか。
実は、ハイホームスが縦樋から流れ出る雨水について考えだしたのは、そんなに前ではないのです。

東京、世田谷での雨水を地下に返そうとする住民運動と区の補助金付きの奨励活動を知ってからです。

「地下水が枯れ出している。川に多くの雨水が急激に流れ込むことによって洪水が起きるようになった。」 リーフレットにはそんな文字がありました。

先日の新聞に「止まらぬ“日本沈没”」という記事がありました。

地下水のくみ上げによって地盤が沈下する状況のレポートでした。

地下水のくみ上げは規制などにより以前より2割減ったようですが、
年間124億m3(想像できない数字ですが)の地下水が使われているそうです。

工業用、生活用それぞれ約28%で約6割、農業用26%だそうです。

地下水の有効利用は大切ですが、水循環という視点で雨水を効率的に地下に戻す必要性を書いていました。

雨水を地下に返すことに関して、この周辺の市町村の中では島田市が比較的、前向きに感じます。

また、豊富な大井川水系の水は近隣エリアに供給されています。

東隣の静岡市は隠れた?水の都です。

安倍川が干上がっている姿を良く見かけるので連想できませんね。

安倍川の水は川底の下を流れ、そのまま街の地下に流れ込んでいるようです、
その豊富な地下水は湧き水となって吹き出しているところもあります。

しかし、ここでも、地下水位は下がってきているようです。
旧清水市(合併で静岡市)では雨水浸透枡の補助金制度がありましたが、
新しい市となってどうなったでしょうか。

そんな訳で、住宅の雨水を出来るだけ地下に返して上げたいと思っています。

地盤の浸透性が高ければ、雨水を浸透枡を介して積極的に返してあげたり、
あるいは、樋の下を開放して地表に流したりしています。

でも地盤が粘土質であったり、玄関口などで人の往来を雨水が邪魔したりする場合は、
配管で側溝までつなぐことも必要かも知れません。

時々、「雨水が垂れ流しじゃないの」と言われることがあります。

この  “垂れ流し”  に代わるいい言葉ないかなア?・・・・

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これは島田市から補助金を頂いて自宅に設けた雨水浸透枡です。
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by hiho-sugi | 2006-08-20 17:37 | 雨水
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