地域おこし

たい焼き
富士宮の焼きソバ、焼津のおでん、浜松の餃子・・・静岡の新しい町おこしは
食をテーマにしたところが多い。地域食材や伝統料理で無いのに何で?という感じもするものも多いのですが、さてわが町、藤枝・島田は。
このところ目立つのがたい焼きやさん。島田のよしむらさん、焼津のクワタカさんは有名ですが、藤枝駅北にも新しくオープンするこだわりのたい焼きやさんがあると聞いています。
このエリアのたい焼きやさんは露天や屋台を含めるとかなりの数になりそうですね。

先日、工務店の勉強会が東京六本木であり参加しました。黒川紀章の遺作となった国立新美術館が近くにあり、あのアールのガラスの顔を覗かせていたのですが、時間を掛けて見たかったので見学はまたの機会とし、麻布十番に向かいました。

そこには私にとっては懐かしい、浪花家さんという有名なたい焼きやさんがあるのです。
15年前に尋ねた時には駄菓子屋さん的な雰囲気の店でしたが、
現在は3階建てのビルになっていてびっくりしました。
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1階では4、5人のたい焼き職人?さんが横に並んで忙しくガチャガチャとたい焼き鋳型を動かしています。

「たい焼き下さい」「50分待ちですがいいですか」「へーーー」
「2階の喫茶ならたい焼き食べれますよ」「じゃ、2階に行きます」ひっきりなしにお客様がやってきますが、毎回同じ会話です。

2階に上がると様々な世代のお客様がそれぞれたい焼きとあわせ、餡蜜やお茶やコーヒーを楽しんでいます。メニューを見るとちょっと不思議、カレーライスやラーメンもあるのです。

私はたい焼きとコーヒーを頼みました。浪花家さんのたい焼きは小ぶりで約70グラムです(以前、持ち帰ったとき計った)、一般的には90グラムが多いですね。でも、小さくてもあんこは隅々までしっかり詰まっています。さすがです。
数分してコーヒーとたい焼きが目の前に現れました。
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15年ぶりの再会に興奮?。尻尾から戴きました。(画像は尻尾を少し食べたもの)でも、すいません。

見た目も違和感ありますが、あんことコーヒーはあまり良い組みあわせではありませんでした。(ひょっとしたらミルクを入れたのがいけなかったかも)

やはりあんこは緑茶とのコンビがいいのでしょうか。というと、静岡はあんことお茶、いい取り合わせを持った食の地域と言える。
帰り際、お店の方に15年目に頂戴した名詞を見せると、「この方は会長です。」と緊張した声で返ってきた。
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毎日の激しい動きに、時にたい焼きの鋳型も壊れるのですが、鋳型づくりの職人さんがいなくなって、
良い鋳型が出来ないようです。「重くなって大変です」と若い職人さんだったけど、道具の変化に時の移り変わりを感じているようでした。

昔はお城が菓子屋を育てたと言いますが、これからは誰が和菓子文化を育ててくれるでしょうか。

お茶産地の静岡、お茶に親しむほど甘いものも恋しくなります。・・・私だけ?

藤枝が「お茶とあんこの町おこし」をたい焼きから始めたらさぞおもしろいなー、と一人夢見ています。
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いつも財布に入っている切抜きです。
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by hiho-sugi | 2007-12-22 16:22 | あんこ
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