カテゴリ:育家・家守り( 10 )

家守り

3月20日 育暮家はいほーむすの新拠点、「育暮家むぱす」が
正式オープンいたしました。
b0097889_1524637.jpg

※咲き出したみつばつつじ


直して長く気持ちよく使う・・をコンセプトに
築30年の住宅と作業所をリノベーションしました。

工事の終盤、ここに来られた方が
「住まいのテーマパークみたい」
とおっしゃいました。

その言葉であらためて今回の新拠点の意味、意義を考えました。

創業30年を迎え「育暮家むぱす」の役割の一つ
家守りサポートの重要性を感じてます。

家守り・・近年工務店が使いだした言葉です。

創業から10年は建てることが中心の時期です。
家のメンテナンスは築後10年過ぎから
本格化します。

痛んだところに手当するメンテナンス。

家守りは単にそれだけの意味ではありません。

家は経年するごと不安も生まれているような気がします。
この家とどう向き合い、どうつき合っていくか・・・・・・

育暮家むぱすでの活動はこのテーマに
私たちがどうこたえられるかにあります。

テーマパーク・・テーマ・・課題に向かう

一歩踏み出しました。

ぜひ、お立ち寄りください。
[PR]
by hiho-sugi | 2014-03-26 07:39 | 育家・家守り

OMソーラーメンテナンス教室が終わって

先週末、OMソーラーメンテナンス教室を開きました。

一つの場所に集まっていただいてのOMメンテナンス勉強会は初めてです。

現在、育暮家ハイホームスで建てさせていただいた
OMソーラーの家は120棟余り、他社で施工した家でアフター管理
させていただいている家は10数軒です。
b0097889_13491192.jpg

今回参加していただいた方は約45名です。
OMの家に暮らす方がほとんどですが
これからOMソーラーの家を建てようと考えている方も
おいで頂きました。

㈱OMの清田さんが講師としてお手伝いに見え
OMソーラー変遷から始まり、メンテナンスのポイントやこれからのOMに
ついて話し、私が実態に合わせてコメントする役目ですすめました。
b0097889_13501485.jpg

予定の90分が15分超過したものの、「時間が短いね』が
みなさんの声でした。
私もそう思いました。

もちろんメンテナンスはOM部分だけではありません。
メンテナンス教室はさらに充実させていきますよ。


育暮家のコンセプトは「家は建ててからが始まり」です。
家守りは地域工務店の使命です。

今回の教室を通してみなさんの言葉から強く感じたこと、期待があります。

まず、・育暮家ハイホームスの経営が健全であること。
    ・家を長くしっかり見守ってほしいこと。
    ・そのための育暮家らしい仕組みもほしいこと。
    ・人のつながりを大事にしていきたいこと。
b0097889_13505116.jpg

会場に入ってくる住まい手さんから「こんにちは」
こちらから「こんにちは」
しばらくぶりの方のお顔拝見に・・お互いのうれしい・・・の気持ちが・・・。

育暮家のメインコンセプト、
それは『大切なものを残してゆく住まい』です。

これからも皆様の期待に応え、自社磨きを忘れ無いようにしていきます。。
[PR]
by hiho-sugi | 2012-02-26 08:32 | 育家・家守り

OMメンテナンス教室

OMソーラーのメンテナンス教室を開催します。

育暮家ハイホームスがOMソーラーに取り組んで約20年になります。
OMソーラーは太陽の熱エネルギーを床暖房や給湯に使うシステム
です。空気を暖めてその空気を移動させて暖房、給湯させるのですが、
そこにはファンなどの設備が組み込まれます。

考え方、システムはとてもシンプルなのですが、組み込まれた
設備は経年し、故障も発生します。
b0097889_9553991.jpg

おおよそ10年ぐらい経過するとどんな設備機器でも
何かしら不具合が生じます。
故障を直すには修理費が発生します。
故障が連続すると出費も重なり予期せぬ(予期できる)出費は
家計に負担をかけます。

また、設備機器はバージョンUPや
このところの新しい省エネ設備の登場で
選択も複雑になっています。

ここが今回のメンテナンス勉強会開催の目的です。
メンテナンス勉強会を通してOMソーラーの再認識、
メンテナンスコストのあれこれ、これからの省エネ設備との向き合い方、
などなど、深めたいと思います。

近年、急速に住宅の設備付加化が進んでいると感じます。
エコキュート、エネファーム、太陽光発電、燃料電池、キッチン設備、その連携設備。
高設備ほど高メンテナンス(高修理費)につながります。

もちろん、省エネ設備はランニングコストを減らしますが
設備更新時にはそれなりの出費も伴います。

50年のタイムテーブルの中で住まいと暮らしを考え、
住まいの維持管理リスクを賢く乗り切りたいと思います。
☆それにはまずは、設備に頼りすぎない家と暮らしづくりからですよね。
(パッシブデザインが生きる)

思えば、30年前までは住宅設備が少なかった時代。
ほとんどの住まいのメンテナンスは
その住人でやり切れた時代、
お父さんやおじいちゃんがメンテナンスの主人公だった時代ですね。
b0097889_1033527.jpg

もうちょっと前はこんな感じ(1950年代静岡)《漆畑博義さんの「遥かなる子供たち」から》
漆畑さんに最近会ってないけど、元気してるかなあ。

本日は太陽が出てないので、OMソーラーの我が家も肌寒い。
OMソーラーが故障し修理待ちされている家もあります。
自然に感謝し、しっかり家守りしていく、それが私たちの使命です。
[PR]
by hiho-sugi | 2012-01-16 09:35 | 育家・家守り

だんだん良くなる

「10年経過したので一度見てほしい」

静岡瓦場町の家から連絡いただいていました。
他の家と合わせて静岡市方面のお住まいを数件訪問しました。

点検が終わりお手製のところてんをいただきながら
お話を伺いました。

「壁掛けテレビを入れたんですよ」
「薄さにこだわったので、ちょっと高かったんです」
ピアノが置いてあった居間からピアノがなくなり
大きなソファーが入っている。

「家がだんだん良くなっていくんです。」 住まい手さんが言われた。

そう言えば 大井川杉の家具がいい感じになっている。
「あれ、ソリ もなくなっている」
b0097889_8224869.jpg

b0097889_839136.jpg

この空間を支える天井上にある通風採光の窓。2階をこの字型にえぐって作ったスペース。
「ここを収納にしておけばと思ったこともあったけど、風も光もありがたいです」

家具や床や梁がいい色になっている。
庭の木々も落ち着いて家の中に優しい光をとりこんでいる

中学生だったお子さんは社会人。仲良しだったお隣の老夫婦は引っ越して行かれた。

10年の年月の経過を意識しつつ 「お互いに変わりませんね」と住まい手さんと交わす会話。


最近、プラン中にお話ししようと心がけていることがあります。

「10年ってあっと言う間ですよ」
「10年後からの生活をイメージして家のプラン立てましょう」

子育て世代の家づくりではどうしてもその時の必要性が優先されがち。
でも、家も暮らしも落ち着いてくるのはその先。

そんな時期になって 「家がだんだん良くなっていくんです。」

そう感じてもらえる家づくりを目標にしたい。

家が良くなる要素は家が持つ素材や機能もあります。

そのことと併せて、いやそのことよりもっと大きな、大事な要素は

「思いや手をかけて暮らしている」 がある。


10年点検が増えていく中、この実感は強くなっていく。
そして、住まい手さんと会うのが楽しみになっていくのです。

b0097889_8204888.jpg

お隣との隙間の風を捕まえるウインドキャチの縦滑り窓が付いている。
幸いにもここの2つの窓の開き方は正解だった。
(トステムさんの最近の通風研究データによると)
[PR]
by hiho-sugi | 2010-08-30 08:13 | 育家・家守り

雨水利用

12年前に建てさせていただいた家からのお電話。
「雨水を利用したトイレの洗浄水がうまくでなくなったので見てください」
雨水をタンクにためてポンプUPし、トイレの洗浄に利用しているお宅です。
不具合の結果はポンプの老朽化でした。
b0097889_11412392.jpg

北側玄関にアプローチがありその脇にねむの木と桃の木が数本植えられています。
どちらも花と実をつけていい感じに色づいていました。
ももの季節なんだ。
露空に二つのピンクカラーが気持ちがいい。
b0097889_82151.jpg

b0097889_8039.jpg

雨水利用・・このごろ太陽エネルギーの陰に隠れがち、積極的に考えよう。
[PR]
by hiho-sugi | 2010-06-25 11:42 | 育家・家守り

OMソーラーの家の点検「あっという間の10年」

今年のOMソーラーの10年点検が始まっています。
毎年この時期10年を経過するOMソーラーが健全に機能しているか
点検して回ります。

今日は掛川方面の家です。
10年点検は経年した住まいの確認ができ
懐かしい人や仕事に出会います。

子供たちも大きくなっているし、お互いに年もとりますし。
本当にあっという間の10年ですね。
家を建てるときはその時の生活環境に気を奪われて
プランしがちですが、「あっという間の10年」です、
長スタンスでの暮らしを考えながらプランしたいと思いますね。
そんなとき人生の先輩が近くにいるといいです。

「こんな仕事したんだ」の出会いもあります。
階段手すりで最後の周り部分の手すりです。
b0097889_717268.jpg

b0097889_7175192.jpg

「とても使いやすいですよ」と言われましたが
実際使いやすかった。鉄のパイプを加工し焼き付け塗装したオリジナルです。

でも、その金物を製作してくれた町工場は廃業してしまいました。
とても器用な職人さんがどんな細かい製作ものでも対応してくれていました。
製作金物屋さんは一気に姿を消しました。
それも「この10年です」   とても残念です。

OMの夏排気口です。こんな面白い形にチャレンジしてました。
お湯をつくった後の空気の排出口です。
b0097889_72571.jpg

家づくりは様々な職人さん、クラフトマンに支えられていること
改めて感じます。
またその身近にいたすぐれたクラフトマンが姿を消していることも。
「あっという間の10年」・・・・・・・・・・・・・・・・・


PS 夏排気口とトップライトを並べたのは、夏排気の気流で
   トップライトから室内空気排気を導こうと考えたからです。
[PR]
by hiho-sugi | 2010-06-04 07:27 | 育家・家守り

日本民家再生協会の機関誌「民家」の新春号を読んで

「イギリスに限界集落はなかった」という犬伏武彦さんの講演の様子が載っていました。
イギリスという響きにつられて読んでみました。中見出しに、「仕事は切れずにあり、職人が生き生きしている」とあります。その中に仕事は一括総合請負ではなく建築主がそれぞれの工事に関して契約する直営方式が多い。それを可能にしている条件に日本ではメンテナンスフリーを住宅の売り物にしていますが、そのことがかえって住まいに関する暮らしの文化から人々を遠ざけたのではないか(下添付参照)ということです。
b0097889_14551754.jpg

ストック社会を迎え家も維持管理して長く使っていこうという時代に入りました。
そこでどう維持管理をやっていこうかとなります。
現在、戦前からの熟練した職人さんの多くはリタイヤし、戦後生まれの団塊世代職人が中心になっています。数年すればこの職人さんもリタイヤします。お気に入りの住まいを長く使っていくには職人さんの力も必要です。
少なくなった職人さんと上手に付き合う、こんな時代になると「建築主自身が建築工事について多くの知識を持っているのです」。が維持管理の質を決めるようになると感じます。
ハイホームスは家守りに力を入れていこうとしていますが、その時に住まい手さんに「育家」を通した住まいの維持管理をお勧めし、住まいの知識を深めて頂けるよう努力していきます。

b0097889_14525745.jpg

解体中の石積み住まい・イギリスへの社員旅行から
[PR]
by hiho-sugi | 2010-01-25 14:44 | 育家・家守り

風力発電 IN 御前崎

OMソーラーのメンテナンスで池新田まで出かけました。
池新田?それはどこ?・・・池新田の方には申し訳ないのですが意外と知られてない存在です。
150号線を浜岡原発から西へ少しいくと、旧ねむのき学園のある交差点に出ます。
そこを右に入って10分ほどで池新田高校、現場はその近くでした。

地震後のOMの屋根の点検です。こちらは浜松の工務店さんが施工されたのですが、
廃業されたので、当社がメンテナンスさせて頂くことになったのです。
OMソーラーにはOM共済会という組織があり、何かあれば会員工務店の互助システムが機能し、
今回のようにアフターを責任もって行っていきます。
もちろん互助システムには、私たちの「家守」りとしての使命感も大きな要素になっています。
「住まい手さんの安心」を守り続けることは1社でできることばかりではありません。
協働することで地域で支える「家守り」となります。
これは、他に例のない工務店ネットワークの一歩進んだすぐれた取り組みだと思います。

という訳で屋根に登って点検です。高い所に上がったので周辺の屋根も良く見えます。
途中ではブルーシートの屋根の点在を見かけましたが、ここでは見えない。
池新田は砂地と聞きましたが今回の地震波では揺れが少なかったようです。

点検が終わり御前崎から金谷を目指します。
b0097889_15163189.jpg

やさわかな青空に風力発電が力強く廻っています。1基2基・・・・数基が見えます。

地震後、浜岡原発ではトラブル続きとか、風力発電の羽根が回る時の騒音もうるさいとか、
いろいろ物議を呼ぶ化石燃料に頼らない、風とウランの発電システム。
でも地元の電力を担っています。.

風力発電は御前崎に新しい景観をつくっていましたが、もう一つ、いつまで見られれるか
分からない静岡の農村の原風景も顕在でした。・・お茶と米作り・・
b0097889_15184167.jpg

[PR]
by hiho-sugi | 2009-09-12 15:05 | 育家・家守り

トップライト

連休を過ぎてから雨の日が多くなりました。今年の梅雨予想も出始めています。
昨日は屋根の上にあがって雨のはね具合の検証でした。
実はご覧のトップライトからの雨洩りの原因を探るために屋根に上がったのです。
b0097889_2226951.jpg

写真中央のトップライトの隅にシミが見えますね。
ここから雨がもってくるのです。
そこでトップライトに水を掛けて検証です。普通の雨では洩らないのですが
風を伴う雨の場合(風向きにもよる)に洩るというのです。
どの角度からの風雨かな。
とにかく横殴りの雨を想定し、ホースの水圧をあげて水かけです。
「おお、すごい。こんなになるんだ」水のはね具合は想像以上です。
雨の侵入部署を特定したいので、関係ないところにはアルミテープを貼っておきます。
b0097889_22233127.jpg

写真で見ると屋根勾配が分かりませんが5寸勾配(5/10)です。
 作業には安全をきさなければなりません。
勢いよく屋根にかかる(あたる)水はご覧のように跳ねあがっています。
トップライトの上下に重なる水きり部分では下から水を受ける形になっています。
しばらくすると中で見ていた者から、水が出てきた合図です。
屋根の角度も影響し下方に水の侵入が集中しています。
原因はここか。
それなりに雨水対策がされているメーカー品のトップライトですが
私たちの施工配慮ももう少しだった気がします。
風用の水切りをもう一層つければ解決すると思います。
住まい手さんに説明し板金屋さんの手配を済ませました。

トップライトは雨漏りのリスクも大きいのですが、リスクを補う
もっと大きな通風や採光などのメリットがあります。ハイホームスが大事にするところです。
雨漏りハンデは施工技術でしっかりカバーし、リスクから逃げてはならないと思います。
ハイホームスでは既成品ばかりでなく現場づくりのトップライトも多く施工します。
雨漏り以外にも気配りは必要です。結露や断熱性、防犯や耐火性、日射なども
検討して気持ちのいいトップライトを作りましょう。

それにしても社長が屋根で水かけ?
トラブルは若い人たちだけでは解決できないことがあっても
経験から解決策が生まれることが多いものです。現場は大事な家づくりの検証の場だから
工務店の社長は現場に近いのがいいと思うのです。
でも、怪我でもすれば、、、「ほら見ろ」の声も覚悟しながらね。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
[PR]
by hiho-sugi | 2009-05-21 22:22 | 育家・家守り

10年点検

今年もOMソーラーの住まいの10年点検の時期がきました。
今日はその2日目で、3階建てで11年目のomソーラーの家と
19年目のomソーラーの家です。
点検は約2週間の日程です。
19年目の家はハイホームスが初めてomソーラーに取り組んだ
記念すべき家です。
b0097889_1905663.jpg

昨年omソーラーのハンドリングbox(屋根で
温めた空気をコントロールする箱)が故障しメンテナンスしたばかり
ですので、屋根を中心に点検しました。
家は味わいを深め、植栽は住まい手さんの色になっています。
b0097889_191554.jpg「この木のポストは私が作ったの」
「この子供の木製の座卓は捨てませんフェアで作ってもらったものです。
お気に入りの勉強机になっていますよ」

育家する事の楽しさ、家族も家も育っていく実感・・・・・伝わってきます。
「お湯もしっかりとれてます」
omソーラーのある暮らしがすっかりいたについている。
ずいぶん前から地球環境にやさしい家と暮らしてきたという満足。
10年点検は検証の場でもあるし、喜びを共有する場でもある、
お互いの容姿の変化に時の流れを感じつつ・・・・・・












b0097889_1952465.jpg当時、必死に組み立てた懐かしいハンドリングboxです。


■■□□ omソーラの家完成見学会(藤枝市)
5月9日(土)と10日(日)で開催しています。
     場所は電話でご案内いたします。ご連絡ください。
     TEL 054-636-6611 ㈱ハイホームス 

[PR]
by hiho-sugi | 2009-05-09 19:03 | 育家・家守り