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ぐらぐら

25日、大井川の森の木の定例勉強会の最中、どんと来てぐらぐら・・。
東海地震か?予期されている大地震ではと反応したのは私だけではないでしょう。
揺れはすぐに収まった。テレビの速報に走る者がいる。
震源地浜松付近、マグニチュード4.5、このあたりは震度3のようです。

家づくりと地震対策は切っても切り離せない要素。
地震に強い家をつくることは私たちの使命です。
ちょうど土曜日に建物の構造計算のひとつの手法「限界耐力計算」の
研修会があったばかりです。
私たちが参加する静岡民家の会の技術関係者の勉強会です。
そこで地震に対して建物の固有周期の関連性の大きさを
改めて学びました。

建物がどう揺れるか・・・地震波を受けると・表層地盤の増幅率、建物の固有周期、
建物の減衰定数が影響し地震動になる。
建物にはそれぞれゆれる周期があり、その周期が地盤の揺れと近いと
共振し揺れが大きくなる。
この地盤と建物の周期を出来るだけずらすことが地震に強い家になるわけですが、
地盤が悪いところほど地盤と建物の固有周期が近いということです。
固有周期は秒で表します。
ざっとですが一般住宅が0.5秒ぐらいで、地盤は0.1から0.6ぐらい。
免震の考え方はこの周期のずれを大きくとることから成立していると
聞きなるほどなと思いました。(免震住宅の固有周期は4秒ぐらい)

建物には筋交いや合板で固める工法や貫や土壁で持たせる伝統的工法とが
ありますが、固有周期や復元力特性が大きく異なるので
その扱いには頭の切り替えが必要になります。
ストックの時代のなか、日常的に古民家や現代工法などさまざまな工法の家と
向き合うので時代背景の中から生まれたさまざまな工法の特徴、特性を
しっかり理解し身につけないと正しい「家守り」は出来ないと真摯に受け止めました。
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藤枝市内でも地盤はさまざまです。自身の家の地盤の状況を良く知ることは
地震に備える一歩ですね。




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当日のメモです。
特に伝統工法ではいろんな要素が耐力を
構成するという説明時の走り書きです。
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by hiho-sugi | 2009-05-29 08:12 | 地震・津波

スズメバチ

我が家の軒下に来訪者を発見。
洗面所の窓から見える軒下に巣づくりを始めている虫がいる。
何かな・・・
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よく見るとスズメバチのようです。
スズメバチの生態はよく知らないのでちょっと様子を見ることにした。
7,8cmの直径ですり鉢をひっくり返したような状態で巣は工事中のようだ。
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それから3日、今日の朝見るとすり鉢はとっくりを逆さにした状態に
変化している。
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これで巣が完成とすれば、ワンルーム型の巣となるのですが
スズメバチの大きな巣を何度も見掛けているので
ここから次の段階に入るのかなと気になってきた。

日々の中継は続けていきます。(洗面所窓便り)

家づくりの中でいろんな生物とお付き合いすることになります。
代表的な相手は・・・ゴキブリ、しろアリ、くも、蚊
続いて・・・ネズミ、ヤスデ、ムカデ、こうもり、やもりなどなど
都市型、田舎型で家の中に侵入する虫たちも変わると思いますが
新築し引っ越しの際、既存の家から家財にくっついてやってくるものも
多いと思います。(卵などで)
ハイホームスでも虫対策の相談を受けることがあるのですが
その生態についてもっと勉強が必要で、社内勉強会を
やっていきたいと思っています。
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by hiho-sugi | 2009-05-25 13:13 | 季節

トップライト

連休を過ぎてから雨の日が多くなりました。今年の梅雨予想も出始めています。
昨日は屋根の上にあがって雨のはね具合の検証でした。
実はご覧のトップライトからの雨洩りの原因を探るために屋根に上がったのです。
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写真中央のトップライトの隅にシミが見えますね。
ここから雨がもってくるのです。
そこでトップライトに水を掛けて検証です。普通の雨では洩らないのですが
風を伴う雨の場合(風向きにもよる)に洩るというのです。
どの角度からの風雨かな。
とにかく横殴りの雨を想定し、ホースの水圧をあげて水かけです。
「おお、すごい。こんなになるんだ」水のはね具合は想像以上です。
雨の侵入部署を特定したいので、関係ないところにはアルミテープを貼っておきます。
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写真で見ると屋根勾配が分かりませんが5寸勾配(5/10)です。
 作業には安全をきさなければなりません。
勢いよく屋根にかかる(あたる)水はご覧のように跳ねあがっています。
トップライトの上下に重なる水きり部分では下から水を受ける形になっています。
しばらくすると中で見ていた者から、水が出てきた合図です。
屋根の角度も影響し下方に水の侵入が集中しています。
原因はここか。
それなりに雨水対策がされているメーカー品のトップライトですが
私たちの施工配慮ももう少しだった気がします。
風用の水切りをもう一層つければ解決すると思います。
住まい手さんに説明し板金屋さんの手配を済ませました。

トップライトは雨漏りのリスクも大きいのですが、リスクを補う
もっと大きな通風や採光などのメリットがあります。ハイホームスが大事にするところです。
雨漏りハンデは施工技術でしっかりカバーし、リスクから逃げてはならないと思います。
ハイホームスでは既成品ばかりでなく現場づくりのトップライトも多く施工します。
雨漏り以外にも気配りは必要です。結露や断熱性、防犯や耐火性、日射なども
検討して気持ちのいいトップライトを作りましょう。

それにしても社長が屋根で水かけ?
トラブルは若い人たちだけでは解決できないことがあっても
経験から解決策が生まれることが多いものです。現場は大事な家づくりの検証の場だから
工務店の社長は現場に近いのがいいと思うのです。
でも、怪我でもすれば、、、「ほら見ろ」の声も覚悟しながらね。

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by hiho-sugi | 2009-05-21 22:22 | 育家・家守り

見える化

いま、いろんなところで「見える化」という言葉が使われています。
言葉や文字、グラフなどでは伝わり難い事柄を
形を変えて分かりやすくしようとすることだと思います。

私たちの取り組んでいるOMソーラーは「空気と熱をデザインする技術」
と表現し、システムを表すイラストなどでその特徴を説明しています。
ソーラーという文字から太陽エネルギーを利用する技術であることが
イメージでき、住んでる方の感想からは暮らし方や快適度などが
伝わっているのではないかと思います。
また、OMソーラーの家にくらし始めてからは日々の暮らしの中で
OMソーラーの存在を実感して戴いている事と思います。

OMソーラーの考え方は太陽光発電等とやや異なり
単に太陽エネルギーを使って床暖房や給湯する技術で終わるのではなく
自然と共に暮らす、家と暮らし方のあり方まで含めた考え方としているところです。
このあたりは近くOMソーラー協会から紹介される
「OMソーラーのユーザーさんの声」から納得していただけるかと思います。

でも、OMソーラーも「見える化」を進めなければいけないと思います。
取得太陽熱エネルギーやCO2削減量、室内空気換気量などを
子供たちにも分かる、特に視覚に訴えるものが必要に感じます。
例えば、CGを利用し熱がたまっていく様子を愉快に表す壁掛けパネルとか
出来ないものかと思います。
快適であればいい、それだけでは環境にやさしいところは伝えきれていません。
太陽電池が売電量でその「見える化」を可能にし、売電量を増やそうと
家族が消灯などに積極的になり結果「省エネ家族」になったと聞くと
OMソーラーはもっと日々の「見える化」への工夫が必要に感じますね。
OM家族も十分、省エネ家族であるのですから。

この画像は自動化が進んだ近年のOMソーラーの制御盤です。
小さくスマートになったけれど、自動化で亡くしたもののありますね。
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この初期タイプの制御盤は多くが手動であったため、
季節管理や温度管理をしなければなりませんが
その分、季節や天気、温度に敏感にさせられます。
今も現役で立派に動いていますよ。
(これは当社事務所のOMソーラーの制御盤です)
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by hiho-sugi | 2009-05-18 00:28 | OMソーラー

勉強会へ参加

昨日、名古屋の阿部建設さんをお借りして既存住宅への取り組みの勉強会がありました。
全国各地から現場の一線で活躍している技術者の方々が集まってきました。
日本は人口の減小が始まり住宅はこれからかなりの数で余っていきます。
現在でも1000万戸の住宅があまっていると聞きます。
「ストックの時代が始まった」・・・・良く耳にします。
ストックされた住宅をどう生かしていくか。大きな課題になっています。
耐震、省エネ、バリアフリー、資産価値などを高めながら快適に
長く住みつないでいく。大切なことですね。
ではこれらをどう具体的にしていくか。勉強会のテーマはそこにあります。
リフォームという言葉が出始めて20年以上になります。
それなりに産業として発展してきました。
数年前には悪徳リフォーム業者が社会問題化した時期もありました。
参入しやすい産業?ゆえに設計や品質管理にも課題が多い業者も多いのです。

「暮らしの向上リフォーム」  これが私たちの目指すリフォームです。
勉強会のチーフリーダーは住まいと環境社の野池政宏さんです。
今回は耐震補強を中心に構造をメインテーマとした研修になりました。
研修会場としてお借りした阿部建設さんには時々おじゃましますが、
社屋は屋根緑化を施した木造のさわやかな事務所です。
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交通事故で車椅子となった阿部社長はハイホームスが
障害者のお宅をリフォームする際にはよきアドバイザーにもなっていただいています。

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研修が終わり食事(軽くいっぱい)に出かけ反省会が終わり事務所に戻ると
電気がついてまだ皆さんがんばっておられました。(PM20:45)
家づくりはとてもする事が多くなりましたが、効率だけで済まされない家づくりを
阿部建設さんも目指しているように感じました。

ハイホームスがこれから進めていくリフォームは更にブラッシュUPされていきます。
リフォームのご計画がありましたらぜひ、声をかけてください。
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by hiho-sugi | 2009-05-15 01:30 | OMソーラー

10年点検

今年もOMソーラーの住まいの10年点検の時期がきました。
今日はその2日目で、3階建てで11年目のomソーラーの家と
19年目のomソーラーの家です。
点検は約2週間の日程です。
19年目の家はハイホームスが初めてomソーラーに取り組んだ
記念すべき家です。
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昨年omソーラーのハンドリングbox(屋根で
温めた空気をコントロールする箱)が故障しメンテナンスしたばかり
ですので、屋根を中心に点検しました。
家は味わいを深め、植栽は住まい手さんの色になっています。
b0097889_191554.jpg「この木のポストは私が作ったの」
「この子供の木製の座卓は捨てませんフェアで作ってもらったものです。
お気に入りの勉強机になっていますよ」

育家する事の楽しさ、家族も家も育っていく実感・・・・・伝わってきます。
「お湯もしっかりとれてます」
omソーラーのある暮らしがすっかりいたについている。
ずいぶん前から地球環境にやさしい家と暮らしてきたという満足。
10年点検は検証の場でもあるし、喜びを共有する場でもある、
お互いの容姿の変化に時の流れを感じつつ・・・・・・












b0097889_1952465.jpg当時、必死に組み立てた懐かしいハンドリングboxです。


■■□□ omソーラの家完成見学会(藤枝市)
5月9日(土)と10日(日)で開催しています。
     場所は電話でご案内いたします。ご連絡ください。
     TEL 054-636-6611 ㈱ハイホームス 

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by hiho-sugi | 2009-05-09 19:03 | 育家・家守り

次の世代へ引き継がれていく

世代交代があらゆるところで起こっています。
建築現場でも大工さんなどの職人さん、そして設計や現場監督、もちろん社長も。
料理の世界でのお話で、こんなことを聞かされたことがあります。
ある料理学校?で調理中に「落としぶたをして下さい」と先生が言うと
「豚をどう落とすんですか」と返ってきたとの笑い?話です。
煮物が少なくなる中で、使われる道具も変わっていく。
当然ですが、家づくりの世界でもよくあります。
かんなやノミが使われる場面が少なくなり、建築現場でも
料理学校のようなことが起こります。
コーキングが普及し板金屋さんがコーキングに頼りすぎることも多くなりました。
ボンドが普及しボンドをあてにする大工さんも多くなりました。
ビニールクロスが普及しビニールクロスへと安易な選択がありました。
もちろん、コーキングもボンドもVクロスも優れモノです。

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現場では世代交代が進んでいきます。
若い技術者と若い職人さん同士で打ち合わせることも多くなりました。
そこでは知らない知恵や道具は使いようがありません。

見て覚えるのが現場、その「見て」が変わっていきます。
そんなとき、ベテランがそばにいる・・・アドバイスする。出来る。
そうして「見て」が幅広くなる、
そんな家づくりの現場環境はつないでいきたいと思います。


■今週末の見学会があります。
そこで自分の腕を見て欲しい。数人の職人さんが名乗りをあげてくれました。
そんなわけで、見学会の片隅で職人さんが「見る」を実演しています。
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by hiho-sugi | 2009-05-07 21:40 | 現場

台所の窓

新緑がうれしい季節になっています。
こんな季節には窓の存在が気になります。
特に台所の窓は大切だなと感じます。
キッチンのプラン作りでは台所の機能や役割と合わせ、
季節や日々の変化を感じる台所にしたいなと思います。
1日のスタートを切る、朝食とその支度。
何気なく目をやる窓の外。気分もそこからスタートします。
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右上に柿の木が見えます。その左は紅葉するにしき木です。
出来れば、季節の移り変わりを感じられる落葉樹(果樹でも)が
窓から見えるといいなあと思います。
枝が揺れる木であれば風や雨の強弱が伝わり、その日の心構えも
出来ます。
窓を含めたキッチンのプラン作りには十分な会話と提案が欠かせませんね。
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by hiho-sugi | 2009-05-03 17:47 |