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駿河家具展の撤収に出かけた

2月26.27と開催された駿河家具研究会主催の家具展の撤収に出かけました。
今年で8年目の参加です。

今年はエココーナーを設けるので
「ハイホームスさんには間伐材で何かつくってほしいんだけど」
と言われていました。

間伐材・・・これが結構難しい。
間伐とは植林された木の所謂、間引きなんですが
この間引きは木の成長に合わせ何度か行われます。

小さいころの間伐材は材が若く、細く、このあたりの材の
使用用途が課題になっているのですが。

特に家具には不向き。
さてさてと・・・

こんな手さげ木箱をつくりました。
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「値段をつけてください」
当然ですね。 ええーーーっと・・

これでどうでしょうか。 えい、やー
小 1500円 中 2000円 大 2500円
オスモノーマルクリア仕上げ済

来場されたみなさんの反応はどうだったでしょうか。

スタッフも見学会もあり休日出勤が続いており
今週はお休みタイム。

そこで私と三浦が手分けして木工やさんと搬入搬出です。
そんなわけで会場に詰める時間が搬入、撤収だけとなり
来場者の感想はお聞き出来ていません。

3月の完成見学会会場に置いておきます。
ぜひ、ご意見くださいね。 ご購入もよろしくお願いします。
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展示はこのようにされていました。
そうか、縦置きしての収納もあり、と思ったんですね。



撤収に向かう前、雨続きで遅れていたじゃがも植えが終えて
何よりほっとしてます。  何よりです。
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by hiho-sugi | 2011-02-28 08:14 | 大井川の森

時間を楽しむ人達

先日、不在の日OBさんからお電話いただいた。
「社長に用事がある。また電話する」とのことづけで電話が終わっていた。
こんな電話、気になるなー・・・
家に不具合があるのかなー・・

そんなことで現場打ち合わせの帰り寄ってみることにした。
久々の訪問、玄関からは子供たちの元気な声。
みんな、あっという間に大きくなっている。

ご主人が出てきて、「社長が来てくれたんだ」
「先日お電話いただいたので寄ってみたんです」
「そうそう、社長に渡したいもんがあって、居るかなと電話したんです」
「こっちに来て」「これです」
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ご夫婦と数人の仲間でで始めた陶芸、藤枝の山の中に窯までつくって本格的。
以前、古民家を譲ってくれるという方がいて、そこに窯をつくったらと
紹介あしたことがある。そこは駄目になったけど
それが縁で地元の方と親しくなり、めでたく窯元になったのでした。

「以前社長に何かあげると約束してたからね」

2日間かけて窯に向き合う・・時が自然に流れていくことを感じる。
「何もかも忘れて、じっとした時間を過ごすんです。」
目を細めるご主人。

そうだ。
「時間を楽しめる家づくりを目指したい。」
これはハイホームスの家づくりで目指しているところ・・・

プランづくりでは 今、10年後 20年後 30年後 もっと・・・
時間の大きな流れをとらえて、暮らしを描くことからスタートしたい。
子育て、仕事、リタイヤ、社会参加活動、介護
家ソトから家ナカ・・・・暮らしの変化の中で自分の時間を見つける、動く。

ライフステージは変化していく。

今に合わせた家づくりではなく。
今は、あっという間に過ぎていくから・・・


「コードはエンチョウで買ってつけたけど、電球は自分で買ってね」
ご主人が心をこめてつくった「あかり」

割れないよう新聞で包まれて自宅にやってきたあかりは
我が家のこれからを照らしていきます。

大事にします。
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by hiho-sugi | 2011-02-24 08:31 | 育暮家

梁が外れた

「梁が外れたから見に来てください」
と連絡が入り見に行きました。
雨上がりの翌日で土埃も少ない。
解体は終盤を迎え廃材も搬出され始めています。
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今回は予算のこともあって、手ばらしでお願いすることは出来ません。
その中でも親方の気配りの指示で解体されていました。
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古材などが出回る中
古民家素材のトレーサビリティも大事になっています。
どこから、どんな気候での、
どんな住まいの、どんな暮らしの、どんなご家族の・云々

歴史を刻んだ家の藤枝の地に建っていた家。
きっと地元の山の木を使った骨組みに違いない。
譲っていただいた木材は
大事に使わせていただきます。

イギリスでは古い家の再生では
必ずその住まいの歴史を確認してから
手をつけると聞きましした。

梁一つにもその住まいの歴史が宿る
大切にしてゆきたいと思います。

石場建て伝統工法の耐震実験を見ることが出来ます。
Eディフェンスでの実験画像です



ところで、久しぶりの昨夜の雨は
このところ雨がなくて少し気を抜いていた
私やスタッフに「かつ」を入れてくれました。

乾燥から湿気、梅雨豪雨・・・日本の四季に
家守りしっかりしなければ・・・
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by hiho-sugi | 2011-02-19 08:01 | 大切なものを残す

200年以上経った家を見てください

昨日、知り合いの方から古い家を解体するから
「杉村さんなら残したいものあるのでは」と連絡がありました。
「近くなので見てみたら」・・と

本当に近くでした。
事務所から車で5分です。
40年前ごろまではこの辺り一面のどかな田園風景が広がっていたようです。
その中で農家を大きく営んでいた家のようです。
ご主人からその頃のお話を伺いました。

「田んぼが広かったんでね、耕作には2頭の牛で交互に休ませながらやってたね」
「田植えになると大勢集まってきてこの部屋で休んだんだよ」
懐かしそうに話してくれました。
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現場ではすでに屋根瓦の撤去作業が進められていました。
その家はごく一般的な志太の民家だと思います。
軒も全体的に低い。土居のしの立ち上がりもほとんどない。
内外とも、大きく手を加えられた後がなく
シンプルで移築再生もやりやすいと感じました。

ご主人といろいろお話させていただきましたが
部分的な構造材をいかし取りすることになりました。
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石場建て(柱石の上にそのまま柱を建てる工法)構造の
安全性も証明されされつつあり、身近に残る伝統工法の家を
一般の人にもいろんな角度で評価されるようになるといいなと思います。

家余りが進行しています。人が住まなくなると家は一気に傷んでいきます。
当然、空き家は防災、防火面でも危険な状態(存在)になっていきます。
壊される家も多くなります。

そこで、
一般の方にもわかりやすい「残していきたい家の基準づくり」ガイドライン
を急ぐ必要があるように思います。

「それにしてももったいないな~」

「もっと早く話してればよかったなあ」

瓦土が舞ってくる下でご主人も私も同じ気持ちでした。
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by hiho-sugi | 2011-02-17 08:49 | 大切なものを残す

旧大井川町で完成見学会

今日は雪混じりの天気です。
完成住宅見学会は本日12日.13日と続きます。
お出かけください。
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昨日は見学会会場で対応させていただきましたが、
本日と明日は法事と若い大工さんの結婚式に招待され参加できません。
見学会でパッシブデザインや大井川の森の木のことなど
話したいこといっぱいあるのですが、とても複雑な気持ちです。

長くお付き合いした腕のいい板金屋さんがなくなったのです。
「こうしたい」を形にしてくれる職人さん、気持ちを共有した職人さんが
去っていくことは本当に悲しいです。

そんな職人さんたちのためにも
家づくりをともに喜んでいただける住まい手さんに出会える見学会
大事にしたいと思います。

昨日の見学会で感じたことの一部を書いてみよう。
1.パッシブデザインを何回か話していると、みなさん納得してくれる。
2.次世代省エネはほんと暖かい、それな「なぜ?」を話すと夏の通風計画の
重要性も理解してくれる
3.みんさん、ご自分の家づくりのキーワードを持っている。
4.もっと工法、素材、大きい小さい 諸々のメリット、デメリットの双方をお話したい。
5.補助金はありがたい、でも未来は
6.お子さんの多いご家族の方が多かったなあ、少子化応援の家づくりがんばろう
7.子育て時代はあっという間、長いその先のことと家づくりをもっと話しあいたいなあ。
8.受け付けスタッフは寒風の吹く外で笑顔、大丈夫でした?。みんなありがとう。
9.OBさんもやってきた。私たちを支えていただくことに感謝。家守りで応えなくては
10.そして、パッシブデザイン、大井川の森の木で家をつくること。積極的に
取り組んでいただいたお施主様、見学会にもご協力いただき本当にありがとうございます。
「大切なものを残してゆく家づくり」を共有している実感が何より心づよく、うれしいです。

日本海側だけでなく太平洋側も大荒れ雪模様
改めて日本の地形から静岡の気候のおさらいをすることになりました。
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静岡がパッシブデザインのメッカになるべき地域であることも
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昨日の見学会から感じたことでした。
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by hiho-sugi | 2011-02-12 11:19 | 見学会

静岡駿河家具生産団体研究会で保育園へ

大井川杉の家具をつくり出して10年、駿河家具生産団体研究会に加入して8年、
伝統的な静岡の家具作りのみなさんと今年も
地元保育園への奉仕活動です。
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保育園には木の椅子や机などや作りつけ家具が多くあります。
当然痛みも出てきますが、保母さんたちが応急手当して
使っていることも多いようですね。

そんな痛んだ家具を直したり、ここにほしいなぁの棚や収納を
作る奉仕活動です。
引き戸も結構傷んでいます。
急きょ、建具やさんに変身したりもします。

さすが、家具職人さんや販売店さんの集まり、短時間にあっという間に
直していきます。
もちろん役員さんの事前調査と準備があってのことですが。

奉仕活動と言うと参加義理感があるように思いますね。
そこは違いますね。
みなさん楽しそう。
そこにいる子供たち、保母さんたちが喜んでくれるから。
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と、もうひとつ
「根っからモノづくりが好きな人たちだから」
だと思います。

・・・・でもメンバーを見て年々気になるのは高齢化していく姿かな・・・・。
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by hiho-sugi | 2011-02-04 08:22 | 家具づくり