<   2015年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

島田の現場の確認へ。

島田相賀の木の家で大工さんの仕事が間もなく終わるとの
ことで確認に行きました。
b0097889_1043857.jpg

大工さんが終わると仕上げ工事に入るので
大工工事の手直しがあるとすれば
このタイミングでやっておきます。

確認事項は大工さんの仕事とともに
パッシブデザイン度の設計チェックも含みます。
b0097889_10105617.jpg

ここは春から秋には気もちのいい風が吹いています。
風を上手に取り込むことができる家でなくてはなりません。
せっかく窓から入ろうとする風が抜けるところがなければ
その量は減ってしまいます。

この住まいではキッチンの裏手に洗面脱衣があるので
そこの風通しにはひと工夫が必要です。

設計では風の通り道として壁に開口部を取り付けることになっていましたが
まず確認。
b0097889_10102338.jpg

二つの穴から風が抜けていく・・いいかな。

2階へ
周辺環境を取りこんだ窓を考えようとしたけどどんな具合かな。
b0097889_10111926.jpg

左側に将来取り外す壁がついて今はすこし閉鎖感がありますが
南側の窓の解放感でカバーできそうです。

勾配天井は大井川杉。
大井川の水とともに生活が営まれる相賀、
志太地域の大事な水源地になっています。
そんな相賀に
大井川の森と水で育った木で家をつくることは
きっと幸せな気持ちにさせてくれると思います。

完成見学会は7月かな?
b0097889_1011343.jpg

[PR]
by hiho-sugi | 2015-05-27 10:03 | パッシブデザイン

掛川のゼロエネ住宅取材

最近 エネルギー自給率が話題になっています。

盛り上がったり、静かになったり、忘れられたのかなーと思えば
危機感として取り上げられたり・・エネルギー自給率は私の腰痛のような存在です。

http://www.jepic.or.jp/data/gl_date/gl_date01.html

現在の日本のエネルギー自給率はみたとおりですね。

原発に頼らないで自前のエネルギーを増やすことは
みんなの目標になっています。
b0097889_330624.jpg

チルチンびと(住宅雑誌)の取材となった掛川の家は
ふるさと大井川の木でつくったゼロエネ住宅です。
お湯は太陽で沸かし、電気は太陽でつくる。
そこにパッシブデザインそして暮らし方で省エネする育暮家のゼロエネ住宅です。
b0097889_3305818.jpg

お話を伺えば順調に結果を出しているので安心しました。
チルチンびとは7月末発売です。

自然エネルギー利用が求められる中
このところの活発な火山活動に触れ
火山大国を意識します。
火山国日本は大きなエネルギーを地下に蓄えています。
マグマの熱で水蒸気をつくり発電する。
小型のものは各地に発電施設があります。
素人の発想ですが、発電施設の大型化を含めこの辺が
うまく利用できるといいのかもと思ってしまいます。

グラフの中のインド。その他の発電の量が多いのですが
どんな発電か興味が湧きました。先ほどのHPでは、
インドで「その他」と分類されている水力以外の再生可能エネルギー(主に非商業エネルギーの薪、牛糞など)の比率が高くなっているのが特徴的である。

とあります。インド・牛糞・・・納得。

取材の最中、ふと玄関ポーチに向いた窓を見ると・・・・
さりげなく「育暮家」が。
育てる暮らしと家、小さなエネルギーを育て暮らす掛川の家。
ガラス越しの「育暮家」にうれしくなりました。
b0097889_3302879.jpg

育暮家の家づくりは30年経過します。
この間エネルギー事情とともに家の性能(当時は家の性能と言う概念もなかった)
も大きく変化していきました。

私たちが建てさせていただいた住まいも
性能向上の変遷の中にあり、これからさらに高まる基準からみれば
改善点は少なくありません。
これからは住まいのメンテナンスとともに
性能向上のためのアドバイスや改修を積極的に
お手伝いしていかなくてはと思います。

でも、性能だけで住まいは成り立っているわけではありません。
『家族・笑顔・健康・自然・感謝』
お客様から頂いたこの5文字を忘れてはなりません。
大切なことは何か、優先順序を考えながら住まいの性能と向き合います。

撮影の最後に手作りケーキをいただきました。
新鮮さと暖かさをいただいた取材でした。
なにからなにまでありがとうございました。
チルチンびとの仕上がりを楽しみにしています。
[PR]
by hiho-sugi | 2015-05-23 02:15 | エネルギー自給住宅

藤枝・大沢 おばあちゃんの知恵

ちょっと報告が遅れてしまいました。

育暮家恒例?
4月に予定しこちらの都合で順延していた草餅つきを5月3日に行いました。

場所は藤枝大沢青野さんっちです
大沢の里に住むおばあちゃんにいろいろとお話を伺いながら
楽しくやろう・・が趣旨です。

ヨモギとクチナシは下大沢に住む斉藤さんが用意してくれました。
b0097889_19125443.jpg

斉藤さんいただいたクチナシを利用して
前の日の夜、もち米を黄色に着色。
初めての経験で恐る恐る。
皮をむいて水に浸した中のお米に入れると見る見るきれいな黄色に。
b0097889_19132827.jpg

嫁さんと顔を見合わせながら「すごいなあ、植物のちから」。


当日はとってもさわやかで気持ちのいい日になりました。
早くから集まってくれた人、子供さんといっしょにワイワイやってきた人。

青野さんっちではまず戸をあけることから始まり、そしてお掃除。
少し雨戸の修理が必要のようです。板がはがれてきて戸袋内にうまく収まらなくなっています。
当然、引き出すにも苦労します。

お掃除が終わると
かまどに火を入れて、お湯を沸かして臼の清掃消毒、暖め。
かまどの火の当番は子どもたち。
みんなで手分けして。
里では当然、子どもたちも「働き手」となります。
b0097889_1914836.jpg

もち米をせいろで蒸す、クチナシもちは2臼目、最後にヨモギもちと段どって。

ここで失敗が・・・
せいろを2段積みにして上にクチナシで染めたお米、
下に、ヨモギをのせたお米としました。

そしたら、あけてびっくり。
クチナシの黄色で染まったもち米がヨモギの湯気でグリーンに変色。
「アレー、あのきれいな黄色がどこかへ・・あーショック」
まっいいか。経験は学び・・なんて強がりも通じません。

ひしもちづくりの時期も過ぎてしまったので、
小さく丸めて食べてしまうことに。
b0097889_19145337.jpg

3臼目、ヨモギもちをつき始めるときに斉藤さんがやってきてくれました。
「こうしてやってみてくだい」「こうするといいですよ」
斉藤さんはとっても優しく話します。
b0097889_19153057.jpg

黄な粉とあんこ、大根の絡みもち。定番が並びます。
そして斉藤さんのところのたくわん、味噌もいい味にできました。
b0097889_1916384.jpg

みんなでそろっておもち三昧のお昼になりました。
それはそれは腹いっぱいに。
b0097889_19164815.jpg

b0097889_19172076.jpg

斉藤さんに大沢部落のお話を聞きながら
鳥のさえずりがBGMに。
「気持ちいい風が来てるよー」
b0097889_19174529.jpg

ガスや電気に頼らない時間、そして気持ちい風に吹かれて。
皆さん、楽しかったですかー・・・・

斉藤さん、ありがとうございました。
みんなのお持ち帰りは
みんなの美味し手づくり草餅とおばあちゃんの里のおはなしです。
b0097889_1918167.jpg

この次はもっと「おばあちゃんの知恵」聞きますね。
よろしくお願いします。
b0097889_19121915.jpg


※青野さんちは私たちが移築した育暮家ハイホームスの里山の家です。
[PR]
by hiho-sugi | 2015-05-17 16:26 | 大切なものを残す

つつじのいのちが

今年もつつじが花を咲かせる季節がやってきました。

ここ数年、枯れそうになっている我が家の老つつじに
植木屋さんが様々な手当てをしてくれています。

つつじ2本の内、1本は元気を取り戻してくれていように見えます。
でも、もう1本はご覧の状況に。
b0097889_8135419.jpg

「つつじは太陽が好きだからね。十分に陽を当ててあげたいね」
「土はどうなの?土の状態も調べたほうがいいね」

先日、工事でおじゃました家で庭の手入れをしていた
植木職人さんにアドバイスを受けました。
セカンドオピニオンかな。

日当り?そう言えば、10年前に行った台所のリフォームで一部増築をした
ことが影響しているのかも。
つつじが影になっている?日照時間に影響がないとは言えません。

土質のこともあり、日当たりのいい場所に移すべきか、
無理せずその場で土質の改良を目指すことが良作なのか。

そうこう思案しているうちに以前静岡民家の会にお招きした時伺った
塚本こなみさんの「木のいのち」の話を思い出しました。

その時書いたブログです。
http://hihosugi.exblog.jp/18488775/

塚本こなみさんの木の命に寄せる思いと情熱。
万が一に備え早々「差し木でつないでおこう」と植木屋さん頼んだことが
情けなく思えました。
「あきらめてはいけない、出来ることはすべてやろう。」
今度は植木屋さんにそう話そう。

藤枝大沢青野さんちで行った草もちつき体験会に出かけた際、
山道にかぶさるように咲く野生?の藤を見かけた。
b0097889_8165496.jpg

厳しい環境にも負けずにがんばっているよね。
[PR]
by hiho-sugi | 2015-05-05 07:43 | 大切なものを残す